【ブログ初心者向け】ドメインのWhois情報って何?

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独自ドメインを取得する時に出てくるWhois情報。「これって一体なに?」 と思いませんでしたか?

私は「お名前.com」でドメインを取りましたがWhois情報公開代行の文字があり、「え、公開代行しないとどうなるの? 何か情報が丸わかりになるの? そもそもWhois情報って何?」と不安になりました。

そこでWhois情報について調べてみました。

  • 【参考サイト様】
  • お名前.com (https://www.onamae.com/)
  • JPRS (https://jprs.jp/)
  • 名づけてネット (https://www.nadukete.net/)


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    まずはドメインの仕組みを理解

    結論からいうと、Whois情報の公開代行は個人情報を守るすごく重要な事でした。

    説明していきます。

    まずドメインとは何?

    お名前.comの説明から引用をすると、下の通りです。

    ドメインとは、簡単に言えばインターネット上の住所のようなものです。企業のホームページや個人のブログサイトはその住所に建てられる「家」というイメージをしていただければ、わかりやすいかと思います。

    ネット上の住所は「IPアドレス」という数字の羅列になります。(例えば、192.8.1.1みたいな) でも、その数字の羅列は機械が読みやすいもので、人間にはわかりにくい。そこで、その数字の羅列をわかりやすい名前(ドメイン名)をつけることで人間にも使いやすい住所に変えています。

    サイト説明

    世界全体のトップレベルドメインを管理している「レジストリ」

    では、ネットの住所であるドメインを細かく見てみると、こんな風になります。

    ドメイン説明1

    ここで重要なのが「トップレベルドメイン(TLD)」です。
    このブログでは「.work」がトップレベルドメインになりますが、この他にも「.com / .net / .jp /…」など様々な種類があります。

    このトップレベルドメイン1つ1つにどんなドメイン名が登録されているかを管理しているデータベースがあります。
    そのデータベースを「レジストリ」と言います。

    そして、この「レジストリ」のデータベースにアクセスできるのが「レジストラ」になります。そして、この「レジストラ」にあたるのが、「お名前.com」になります。(お名前.com内でも、全国で19社しかいないICANN認定公式レジストラとありました。)

    • 【レジストリ】
    • トップレベルドメイン1つずつにあるデータベース。
    • 【レジストラ】
    • レジストリのデータベースにアクセスできる存在。お名前.comがここ。

    では、Whois情報って何?

    この「レジストラ」になるために必要なのが「ICANN」の認定です。この「ICANN」とは、ドメイン管理を行っている非営利組織で、全世界のドメイン関連の事を管理している組織です。(大雑把)

    この「ICANN」で、全世界でのドメインの使用ルールが決められていて、認定を受けた「レジストラ」はそのルールに沿ってドメイン管理をしています。

    そのルールの一つが「Whois情報の開示」です。

    「あれ? 開示されちゃうの?」

    その通りです。
    ドメイン名の申請の際に、そのドメイン名が今、使えるかどうかを調べるためにWhois情報は参照されています。

    「Whois情報」については、お名前.comではこうなっています。

    Whois情報とは、ドメインをどなたが所有しているか確認することができる情報となります。
    お名前.comのご契約情報とは別にドメイン毎に情報が登録されています。

    実際のWhois情報は以下URLより検索可能です。
    http://www.onamae.com/domain/whois/

    検索で簡単に調べられます。(と言うより、調べられなければダメな事になっています。)

    「それなら、別にドメインの名前だけを調べれば良くて、所有者の情報は見せなくていいんじゃないの?」

    ところがどっこい、ここでドメイン名について考えてください。

    このドメイン名は、そのサイトの目的にあった名前が付けられます。特に企業は自分たちが作ったサービス、商品を告知・販売するために独自ドメインを取ります。

    でも、ドメインの取得は早い者勝ち。もし、先に誰かが先にそのドメインを取っていたら?

    企業は、どうしてもそのドメイン名を取って自分のサービス・商品を紹介、販売したい。

    そんな時に、そのドメインの所有者に連絡を取って、ドメインを譲ってもらう、もしくは売ってもらう事になります。
    (これを逆手に取って、先にドメイン名を取っておく事もできます。商標登録と同じですね。)

    この場合、所有者情報(Whois情報)が必要になり、正確な所有者の情報がないとドメインについてのやり取りが出来なくなってしまいます。

    (ちなみに調べた時に、”自律的に解決”との言葉があったので、本人同士で解決してね、という感じでしょうか?)

    サイトの取引

    徐々に変わりつつあるけれど

    ただ、過去にこのWhois情報を使い、個人情報を集める事例があったようで、それに伴って情報をどこまで開示するかが課題になっています。

    個人の場合、開示する範囲も狭くなっているみたいですが、過去にWhois情報を登録する際に「個人情報を見られたくないから、適当に情報を入力する。」と言う方もいらっしゃいました。(実体験)

    正しくちゃんと使いたい。

    とはいえ、これでは本来のルールとはかけ離れています。甘っちょろいかもしれませんが、私はちゃんと使いたい、と思います。

    私のドメインはWhois情報公開代行があるので、情報がお名前.comのものに変更されるので安心です。

    Whois情報公開代行メール転送オプション

    お名前.comでしょっちゅうメールが来る「Whois情報公開代行メール転送オプション」。これはその名の通り、メール転送サービスです。
    他の人が自分の取得したドメインを購入、もしくは商標侵害警告などでメール連絡を送りたいけれども、Whois情報公開代行を利用中は所有者の情報が見れないのでメールを送ることが出来ません。
    「Whois情報公開代行メール転送オプション」では、お名前.comがこちらのメールアドレスを公開することなく、他の方からのメールを転送してくれるサービスになります。
    ドメイン売買をされる方は必須ですが、ほとんどの方はいらないんじゃないかな?と思います。

    まとめ

    いかがだったでしょうか? へっぽこ初心者なりにWhois情報について調べた事を書いてみました。

    きちんと皆がルールに沿って、管理・運用すれば公開代行のサービスはいらないんですが、難しいですね。

    自分の取ったドメインはWhois情報公開代行がされていますか? もし、不安があればドメインを取ったところで確認してみてくださいね。

    それでは。